獲れる時に獲らないと…

本日は安芸の国広島は MAZDA ZOOM ZOOM スタジアムから
解説にご先祖様が戦国武将という毛利ヤマナリさんをお迎えしてお送りいたします

アナ「毛利さん今日はどんな試合に成りそうですかねぇ」
毛利「ブキャナンはブナンナ、野村は平坦な投球で投手戦でござろう」
アナ「初回は両投手三者凡退で上々の立ち上がりの様です」
アナ「二回2得点で尚もノーアウト満塁、打者ブキャナンと1番・2番打者で無得点 
   これはどうなんでしょうか」
毛利「空を切る事風の如く、静なること林の如し」
アナ「そんな事聞いてないですけど。えっ?毛利さんの先祖って、武田?…」
毛利「それより赤兜軍主軸の見事な太刀をご覧あれ、これぞ正しく四番打者なるぞ」
アナ「まぁヤクルトの四番目とはちょっと違う様な気もしますが」
毛利「そうよそうよ武士たる者真剣勝負、好球必打じゃ、悪食打者には負けぬ」
アナ「野村投手三回で降板のようです、代わって薮田投手が登板」
毛利「薮田氏は最近妻を娶られたとか、羨ましいの~」
アナ「毛利さんは独身なんですかぁ」
毛利「う~別れた妻は弁護士…」
アナ「それってコ〇ン・・・」
毛利「合戦じゃ合戦じゃ合戦は現場で行われているんじゃ!」
アナ「試合に戻りますね、広島があっさりと逆転し2対3のまま9回表迄進みました
  この回の先頭打者2回に打てばヒーローだった坂口選手今更ながら安打で出塁」
毛利「なぁんだぁ~、あんだ?、今村しっかりせ~い大将軍」
アナ「変な人はほっといて、こちらもヒーロー成り損ねの次打者藤井、ああバントが
      フライになった!アウトォ~~~!!! 又もやチ~ムの足を引っ張るというか
  広島にとっては大変嬉しいプレイや~ですね毛利さん」
毛利「まぁ我が軍なら即切腹じゃがな」
アナ(スタッフに小声で)
  「この人いつの人?というか誰だぁこんな奴呼んだのはぁ~」
毛利「後は今季好期に太刀が鈍る、とりぷるふるふると、ほ・い・と根性の悪食武士
   赤兜軍の勝利間違いなし、勝ち鬨じゃ勝ち鬨じゃ」
アナ「予想通り ひ弱な燕軍2:3赤兜軍 で終って見れば投手戦の様な、決め手に
   欠ける拙攻戦のような、お互いに満足の行かない戦いだったかもしれませんが
   毛利さん両チームへのご感想は」
毛利「燕軍には ピンチに炎上する事火の如く、ベンチの動かざること山の如しを
   赤兜軍には今村のみではつたないがジャクソン、中崎揃えば剛と成る
   まさしく3本の矢の理を進ぜよう。がはは」
アナ「本日御聞き苦しい個所が幾度とございましたが、鯉の勝利に免じてご容赦下さ
   いませ。それではぁ~」

という小話を想像しなくちゃやってられない様な試合でした。
一体何時まで実績の無い1割台の打者を起用するのか、監督の選手起用の仕方の違いや起用された選手の活躍の仕方を見るにつけ、燕のひ弱さ情けなさが目につく試合でした。